Welcome to Robert G

Roberto Gは、コードバン専門のブランドで、染料だけを使用して仕上げられた深い色味と透明感のあるツヤ、そして時間をかけて脂をたっぷりとしみ込ませて実現したしなやかさと優しいタッチ感が魅力の極上の素材を提供しています。受注生産で作成されるバッグは、希少な素材の中でも限られた枚数しか取れない大きなコードバンを贅沢に使用しており、トートグランデなどは他社では真似できない特別なアイテムとなっています。

コードバンについて

CORDOVAN

馬の臀部の皮下部分に非常に繊維が密になった層があり、その層のことを英語でSHELL
(シェル、日本語で“殻”の意味)と呼びます。
この層から作られる革のことを英語で
SHELL CORDOVAN(シェルコードバン)と呼び、日本語では略して「コードバン」と呼ばれることが多くなっています。
皮からコードバン層を綺麗に削り出すには、
熟練したアルティジャーノ(職人)の技術が必要になります。その作業工程が宝石のマイニング(採掘)に似ていることや、希少性、仕上がりの美しさから「革の宝石」「革のダイヤモンド」と呼ばれています。

希少性

馬肉を食べる習慣のある地域が少なく、必然的に馬の原皮の流通量も極めて限られています。
また、馬1頭からシェル2つしか取れません。
それも必ず取れるわけではなく、馬のサイズによってはシェルが1つしかなかったり、全くないものも少なくありません。
また、生産自体に非常に時間と手間がかかるのも、単価が高くなってしまう原因です。
ひとつひとつの工程に長い時間をかけ、機械化できない熟練した職人の作業を伴って、ようやく1枚のコードバンができあがります。

ロカドのコードバンの特徴

FEATURE

イタリアならではの色合いの美しさと、素材を最大限に活かすためのトップコートの薄さ。
革のナチュラルな風合いと、しっとりとした感触が最大の特徴。微細な擦り傷や毛穴などは工業製品ではなく、天然素材を1点1点丹精込めて作っている証。

クラシコとタンポナートの違い

クラシコはアニリン染め(染料染め)の均一な仕上げ。フィニッシュが薄く、奥行が深いきれいな色合いです。最後にグレージングをかけてオイル仕上げのコードバン特有のツヤが特徴。

タンポナートはベースの色から熟練した職人が1点1点手染で色をつけていくイタリア発祥の手法。唯一無二の濃淡のコントラストが魅力的。